予防接種

予防接種

当院では、肺炎球菌ワクチン(成人)、帯状疱疹ワクチン、季節性インフルエンザワクチン(秋冬のみ)の接種を行っています。

肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌による肺炎は、高齢者に多く(患者のおよそ7割を65歳以上が占める)また死亡率も2割弱と高いのが特徴です。インフルエンザで起こる肺炎の6~7割も、肺炎球菌によるものだと言われています。しかし、ワクチンが存在し、国や地方自治体もその効果を認め、補助があります。当院でも対応していますので、ご希望の方はご遠慮なくお申し出ください。

名古屋市にお住いの方は、初めての接種であれば4,000円で接種可能です。
(住民税非課税世帯の方などは免除制度があります。)

肺炎球菌ワクチンの種類

ニューモバックス
23価肺炎球菌ワクチン
プレベナー
13価肺炎球菌ワクチン
料金 1回目4,000円
(名古屋市在住公費負担対象者の個人負担分)
2回目以降8,800円(税込)
11,000円(税込)
特徴 65歳の定期接種に対応
5年ごとの接種が推奨されている
65歳以上および罹患リスク※のある人に推奨
免疫記憶がつきやすい
23価・13価とは

80種類以上あると言われる肺炎球菌のうち、それぞれ23種類、13種類の型について免疫ができることができます。すべての肺炎球菌のうち、23種類で約2/3、13種類で約1/2 を占めます。

肺炎球菌による肺炎のリスクがある方
  • 高齢者、特に70歳以上
  • 心臓や呼吸器に慢性疾患のある方
  • 糖尿病の方
  • 腎不全や肝機能障害のある方
  • 脾臓摘出などで脾機能不全のある方

お勧めの接種方法

初めて肺炎球菌ワクチンを接種する方

方法1
  1. 「ニューモバックス」を任意接種(自費11,000円)
  2. 6カ月以上空けて、「プレベナー」を定期接種(名古屋市の場合は4,000円)

※65歳以上または肺炎球菌による肺炎のリスクがあり(上記)、定期接種または名古屋市の助成で接種できる方には一番お勧めの方法です。

方法2
  1. 「プレベナー」を定期接種(名古屋市の場合は4,000円)
  2. 1年以上空けて、「ニューモバックス」を任意接種(自費11,000円)
  3. 5年空けて、「プレベナー」を任意接種(自費8,800円)

※とりあえず定期接種をしよう、という方にお勧めです。

 

既に「プレベナー」を接種したことのある方

  1. 前回の「プレベナー」接種から1年以上空けて、
    「ニューモバックス」を任意接種(自費11,000円)
  2. 5年空けて、「プレベナー」を任意接種(自費8,800円)

定期接種と名古屋市の助成について

高齢者を対象とした肺炎球菌ワクチンは、定期接種(無料)として受けることができます。
定期接種の対象は65歳になる年度の方に限られていますが、2024年3月までは、経過措置として、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる年度の方も接種可能です。また名古屋市では65歳以上であれば、定期接種以外でも4,000円で接種できます。
※いずれも、初めての23価肺炎球菌ワクチン接種に限る。

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹は、身体の方々の一部にピリピリとした痛みが現れ、その部分に水ぶくれを伴う赤い発疹が出現する病気です。水ぼうそうに罹ると治った後もそのウイルスが体の中に潜んでいて、免疫力が落ちた時に発症します。日本人成人の90%以上が帯状疱疹になる可能性があり、80歳までに3人に1人が発症すると言われています。特に50歳代から発症しやすくなります。

帯状疱疹が頭部、顔面に出ると、目や耳の神経が障害され、めまい、耳鳴りなどの合併症、重症化すると視力低下や顔面神経痛など重い後遺症が残ることがあります。また帯状疱疹が治った後も長期に痛みが残ることがあり、帯状疱疹後神経痛(PHN)と言われています。50歳以上で帯状疱疹になった場合、約2割がこのPHNになると言われています。

帯状疱疹を予防するワクチンがあります。水ぼうそうにかかったことのある方はぜひ受けておきましょう。

帯状疱疹を予防するワクチンがあります。

ビケン
(生ワクチン)
シングリックス
不活化ワクチン
ワクチンの種類 生ワクチン 不活化ワクチン
接種回数 1回 2回
(2回目は2カ月後~6カ月後までに接種)
予防効果 50〜60% 90%以上
持続期間 5年程度 9年以上
副反応 接種部位の痛み
腫れ、発赤
3日~1週間で消失
接種部位の痛み
腫れ、発赤
3日~1週間で消失
自己負担金 4,200円(税込) 2回で、21,600円(税込)
(自己負担金10,800円)
長所
  • 1回で済む
  • 値段が安い
  • 免疫が低下している方にも接種できる
  • 予防効果が高い
  • 持続期間が長い
短所
  • 免疫が低下している方には接種できない
  • 持続期間が短い
  • 痛い
  • 2回接種が必要
  • 値段が高い

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