超音波(エコー)検査

超音波(エコー)検査について

当院では、各種の超音波(エコー)検査に力を入れております。
受診者の負担が少なく、たくさんのことがわかる検査です。
心臓、頚動脈、下肢(静脈)といった循環器領域だけでなく、腹部領域、甲状腺の検査も可能です。

 

腹部領域、甲状腺、頚動脈、下肢静脈エコーにつきましては、エコー検査経験の豊富な臨床検査技師が担当するエコー検査外来を、毎週金曜日の夕方に開設しています。

エコー検査をする荒川院長

超音波(エコー)検査とは

超音波を用いて、体内を観察する検査方法です。患者さんの体の表面に当てた超音波が、体の中で跳ね返り、それを画像解析することで、内臓の様子や血液の流れなどを見ることができます。
検査する部位にゼリーを塗り、その上からプローブという触端末をあてるだけなので、苦痛もなく、妊娠中の方や心臓に人工弁・ペースメーカーを埋めている方にも受けていただけます。

※超音波:人間の耳で聞こえる音よりも周波数が高い音

受診方法

まずは医師の診察を受けてください。その際に予約をお取りします。

 

  • 予約枠:「エコー検査外来」は毎週金曜日の16時~18時です。
  • 検査にかかる時間:1領域あたり15~30分程度です。
  • 結果:基本的に、診察中の検査の場合はそのときに、エコー検査外来の場合には後日受診の際にお伝えします。
注意事項
  • 腹部領域の検査のみ、昼食を抜いていらしてください(お水は飲んでいただいてかまいません)。
  • 着替えなどは必要ありませんので、検査部位を出しやすい服装でおいでください。

当院でできるエコー検査

心エコー

心臓の検査は、日本循環器学会認定循環器専門医である荒川医師が診察中に行います。血流や筋肉の様子を調べることができるエコー検査は、人工弁やペースメーカーを装着している方にも影響のない、心臓の検査に大変有効な方法です。

こんな方にお勧めします

心筋こうそくや心臓肥大、弁膜症、先天性疾患などが疑われる方、心臓病の治療方法を選択するとき、治療効果を診るときなど

検査で分かること

心筋が正常に動いているかどうかを判定したり、1回の拍動ごとに心臓が送り出す血液の量を診て、ポンプが正常に動いているかどうかを確認したりできます。また、心臓弁や心臓壁の異常、心房・心室の肥大などがあるかどうかを観察することも可能です。

心エコー検査

腹部エコー

肝臓、膵臓、胆嚢、腎臓、脾臓などの状態を調べます。

こんな方にお勧めします

健康診断で肝機能や腎機能の異常を指摘された方、腹部症状のある方など

検査で分かること

臓器の形状や大きさ、腫瘍、脂肪肝、胆石、のう胞、脂肪肝など、さまざまな病気を診ることができます。

腹部領域超音波検査で検査する主な臓器

甲状腺エコー

甲状腺は、のどぼとけのすぐ下にある、蝶のようなかたちをした臓器で、身体の新陳代謝を高めるのに不可欠な甲状腺ホルモンをつくっています。このホルモン分泌に異常をきたすと、全身に不調が現れます。

こんな方にお勧めします

疲労感の持続、動悸や息切れ、体感温度の上昇、過剰な発汗、急激な体重の増減などの症状がある場合には、内分泌異常が疑われることがあります。一度、受診してください。エコー検査と合わせて、甲状腺ホルモンの状態を調べる血液検査(FT3、FT4、TSH)も行います。

検査で分かること

甲状腺の形の異常を診ます。腫れやしこりの有無、その位置や大きさなどを調べることができます。

甲状腺の位置

頸動脈エコー

頸動脈は首の左右にあり、心臓から頭部に血液を送る大切な血管です。生活習慣の乱れにより「動脈硬化」が起こり、脳こうそくや脳出血、心筋こうそくや狭心症などが起こりやすくなります。エコー検査で、頸動脈の状態を調べます。

こんな方にお勧めします

高血圧、糖尿病、高脂血症など生活習慣病の管理が必要な方(動脈硬化のリスクが高い方)

検査で分かること

血管壁の厚さと血管の内側の状態を診ることができ、頸動脈の詰まり具合や狭くなっている部分(狭窄)の有無を調べます。

動脈硬化の説明図

下肢静脈エコー

足の付け根から足先にかけて走行する血管を調べる検査です。

検査で分かること

「深部静脈血栓症」

長時間足を動かさずに同じ姿勢でいると、足の深部静脈の血流が悪くなって血栓ができやすくなります。さらに、それが肺まで流れてその血管を詰まらせる「肺塞栓症」(いわゆるエコノミークラス症候群)を起こすことがあります。エコー検査で深部静脈の状態を調べます。

「下肢静脈瘤」

静脈には血液を効率よく心臓に戻すためにたくさんの弁がありますが、それらの機能不全により血液が逆流したり停留したりすることで、足の表面を走る表在静脈に瘤ができる病気です。この検査では、足の静脈の太さや走行、静脈瘤の状態、血栓の有無などを調べます。 足の表面に血管がボコボコ浮き出ている、足のむくみやだるさを感じるという方は、ぜひ一度ご受診ください。

下肢静脈瘤の説明。正常な静脈と逆流した静脈。

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